そっと目を閉じ、ドキドキ高鳴る胸を抑えるように、胸の前に手を添えた
私のその手に、一歩が自分の手をそっと重ねる
「あともーひとつ。今日オレんち来る?」
それって…
夏休み前、一歩の部屋でそういう事になってから…実はあれきりになってた
会う時間が少ない分、一緒の時間を大切に過ごしたいって言ってたのは本当で、あれきり一歩が私に手を出してくる事はなかったんだ
ホッとしつつも、ちょっと物足りないような…そんな半年だった
「うん…」
恥ずかしいなと思いつつ目を瞑ったまま頷き、一歩の唇を待った
私のその手に、一歩が自分の手をそっと重ねる
「あともーひとつ。今日オレんち来る?」
それって…
夏休み前、一歩の部屋でそういう事になってから…実はあれきりになってた
会う時間が少ない分、一緒の時間を大切に過ごしたいって言ってたのは本当で、あれきり一歩が私に手を出してくる事はなかったんだ
ホッとしつつも、ちょっと物足りないような…そんな半年だった
「うん…」
恥ずかしいなと思いつつ目を瞑ったまま頷き、一歩の唇を待った