「じゃー、サチさん一緒に来て一歩のプレゼント選んでよ」


「私!?」


サチが困ったように私の顔を見る


サチに一歩のプレゼント決めてもらうのは微妙だけど…玉ちゃんもしかしてサチのこと…


そういえばこの子は昔っから面食いだもんね


「うん、サチお願い」


「そお?鈴一人に夕飯の支度任せてごめんね」


支度って、野菜切るだけだしっ


「じゃ~二人で仲良く買い物して来てね」


二人を送り出し、リビングのソファーにごろんと横になる


あぁ、私もしかして墓穴ほったかな…