「ふーん、そゆコト」


一歩の誕生日ケーキを買って来て欲しい…って話をすると


私たちの前で腕を組み、椅子にふんぞり返る玉ちゃん


「ねっ、いーよね?」


サチが柔らかな笑顔を玉ちゃんに向ける


「まぁ…いいっスけど」


「でね、一歩の好きそうな物をついでに買って来てよ」


「あいつの好きそうなモン…そんなの男のオレが買ったらキモくねぇ?」


「う…、じゃあケーキだけでいいから」


「…」


玉ちゃん少し考えるようにすると、ニッと笑う