「…あ!鈴ちゃんお菓子ごっそさん!めちゃうまかった~。また作ってよ」


「う、うん…」


そういえば…一歩は食べてくれたのかな


「ちゃんとみんなで食べた?玉ちゃん一人でガッツいたんじゃないの?」


「ひでぇっ、みんなで食ったって…あぁでも一歩は食ってなかったな」


マジで!?なら、作った意味ないじゃない~


「一歩って甘い物苦手なんだ?」


「んーそういうわけじゃねーけど…腹壊すからじゃねーの?」


「なっ、何で玉ちゃんそんなひどいこと言うの?もう作らないから!」


バシッと玉ちゃんの背中を叩く