威勢のいい声と共に、カチャンとなるコテ


普段焼いていない割には、おじさんの手際は良かった


「もう一人の彼女、さっきそこを通ってったぞ。わしには全く気づかんじゃったがな!」


おじさんは、大きな口を開けてガハハと笑う


「あの子はかなり面食いなんじゃなぁ、今日一緒だった彼氏はなかなかのイケメンじゃったが…


あれがタイプじゃのぉてどこにいい男がいるんだか」


フッフッフとおじさんが含み笑いする


おじさんそれ勘違い!相談してたのは、玉ちゃんの事だから


…とも、この場では言えず