「うわ、一歩知ってた!?」
「玉田があの後、自慢げに言ってたからな。タイプじゃないって言う割には、目が迷ってたって
…太久も知ってる。でもあいつ、堂々としたもんだったぜ。抜けがけした玉田はムカつくけど、それでも諦められねーから自分も参戦するって啖呵切ってたし
サチさんの気持ちがまだはっきりしない間は自分にも分があるって」
そうなんだ…太久、知ってたんだ。ショックだったろうな
少し前を歩いて、半分振り返りながら歩いてた一歩が、ニマッと笑う
「花火楽しみだな。太久の話はしばらく忘れて、今はオレの事だけ考えてろよ」
なっ…またそんな恥ずかしい事を平気な顔して言うんだからっ
「玉田があの後、自慢げに言ってたからな。タイプじゃないって言う割には、目が迷ってたって
…太久も知ってる。でもあいつ、堂々としたもんだったぜ。抜けがけした玉田はムカつくけど、それでも諦められねーから自分も参戦するって啖呵切ってたし
サチさんの気持ちがまだはっきりしない間は自分にも分があるって」
そうなんだ…太久、知ってたんだ。ショックだったろうな
少し前を歩いて、半分振り返りながら歩いてた一歩が、ニマッと笑う
「花火楽しみだな。太久の話はしばらく忘れて、今はオレの事だけ考えてろよ」
なっ…またそんな恥ずかしい事を平気な顔して言うんだからっ