今までの事を整理すると、やっぱり玉ちゃんが当てはまるのかなぁ…


後で一歩に相談してみようかな。さすがに彼女いる子にサチをすすめるわけにはいかないし

「そーだね。私ちょっと焦りすぎたかも。さ、今日を楽しも~!」


サチはにっこり笑うと、一歩と太久の間に割り込んで行く


太久の左手に腕を絡め、屋台を指差すサチ


あ~あ、あれじゃ太久勘違いしちゃうよ


太久は、今まで私が見た事ない位、締まりのない顔をしてる


「やっと解放された」


そう言って、一歩は私がいる場所まで下がって来る