「え、マジで?それめちゃ嬉しい」


優しく微笑むと、三角座りをして顔を隠すように膝をうずめ小さく丸まってる


「…あのさ、カテキョの話なんだけど」


ボソッと一歩が切り出す


あぁ、来た!本題だぁ


どうしよ、女子大生の誘惑に負けて、出来心で…とか言われたら


「あれさ…」


「うん…」


「オレの姉ちゃん」


「うん…。って、ええっ!?」


冗談にしてはあまりに唐突だった