オレ、鈴とは遊びだったからとか言われたらどうしよう


とてもじゃないけど、怖くて正面には座れないよ


「畏まられると…ちょっと困るんだけど、どうしよ…テレビでも見る?」


一歩にしたら少し余裕がなさそう


「ううん…いい。話して」


「ん…」


一歩は手にしたペットボトルを床に置くと、少しうつむき加減に話し出す


「うち来た時、何か違和感なかった?」


「え?」


「鈴んちと…全然違うだろ。何かサムいっつーか」