「だから全然、鈴が心配するよーな仲じゃねーから。相手大学生だぜ?逆にオレなんか相手にされねぇよ」


そうなんだ。ちょっとホッとした


「まだ気にしてんの?だったらココでこないだの続き…する?」


一歩がニヤッと笑って、私の首もとに顔を寄せる


「ちょっと、待って…学校だから、ココ」


「じゃ、今日うち来る?」


ドキッ。本当に何言ってんだか


「じゃあ…一歩を信じる。あの人とは何でもないんだよね?こないだ年上キラーって言われてたし、心配だったから…」


「…年上キラーねぇ。まぁ、当たってなくもないケド」


一歩が私の鼻をチョンと押す