「そうなんだ…」


でも


でも…って私の頭の中で色んなことが交錯する


「太久が何言ったか知らねーけど、オレが好きなのは、鈴だけだから。…信じて?」


一歩が優しく私の髪を撫でる


「じゃあ…あれ誰?」


「あれ…カテキョ。本当は今日だったんだけど、急用が入ったから、昨日にしてくれって言われて


家帰る途中に合流したから、多分そん時見たんだろ?」


「カテキョ!?」


びっくり…一歩そんなのつけてたんだ?