「何だよ~、お前初めっから太久の姉ちゃん狙いだったんだ。なら言えよな~」


友達の一人が呆れてる


玉ちゃんも、目を剥いて驚いてる


「一歩マジで!?しまった、先越されたー。お前興味なさそなフリして、ズルいヤツだよなぁ~」


一歩はスルッと私の腰に手をまわす


「つーコトなんで、お前ら変な気起こすなよ」


「よっ、さすが年上キラー!。一歩やるな~」


「だよなー、ついこないだまでお前オンナいたじゃん。アレどーなったわけ?」


ついこないだ?!オンナがいた?!


慌てて隣にいる一歩を、バッと見上げる