私はその場に座り込んだ。





そんな私を遊君はお姫様だっこで



体育館から出て行った。



そこからしばらく私達の出番はない。




最後のシーンでキスするフリでおわり。







遊君は私を誰もいないところに連れて行ってくれた。






「杏!大丈夫か?!」



「うっ…ヒック…」



チュ