「何々??良い話なら聞いてあげる。」

「7月5日なんだけど・・・。」


俊司から日にちの確認なんて初めて・・・。


「何々??私は全然暇だよ!!」

「そっか・・・じゃあ、映画行くぞ。」


・・・・・・えぇ~!!
俊司からデートのお誘いなんてこれが初めてだった。


「え・・・映画行けるの??良いの??」

「うん。じゃあまた明日・・・おやすみ。」

「えっ、おやすみ。」


こっちの嬉しさとは裏腹に、
あっさりと電話を切られてしまった。



でも良いんだ!!そんな事より今はこの嬉しさを,
どうにかして静めないと今夜は寝れそうにない。



ひょっとして今は人生で最高に幸せかもしれない。


「もう死んでも良い!!」


思わず夜中だとゆうのに大声をだしてしまった。




「ってゆうか死んじゃったら映画行けないじゃん!!」




今度は小声で呟いた。