「はるー!!」


あ、美和だ!

校門を入ってすぐ遠くから
手を振っている美和が目に入って、
手を振り返しながら美和と光汰くんの所まで
歩いていった。



美和はわたしをじーっと見て、


「なんか、はるのブレザー姿新鮮だわぁ」

「そういう美和はブレザー
似合いすぎだから」


美和はふふっと怪しく笑って
1回転した。


いやほんと似合いすぎです…


わたしは短いチェックのスカートから
のぞく細くて白い足にちょっと
嫉妬してしまった……