今日も学校に着くと
瞬の周りにわ、たくさんの女子があつまっていた.


「瞬〜、今度映画見に行
かない?」

一人の女子がそんな事を
言って甘えている.



はぁ〜、私もあんな風に
甘えられたらなぁ…。


私が机に向かって落ち込んでいると、

「何〜奈美また瞬の事で
落ち込んでるのー!
瞬わあんたの彼氏でもなんでもないんだからさ〜」


こ、この声わ、「宮本 彩」

私の昔からの親友で、
恋の悩みも聞いてもらっている.

あいかわらず、はっきりと傷つく言葉を平気で言ってくる彩わ、
頼れて信用できるお姉さん的な存在.