「だまれ!醜い口を開くな!
隼人を脅して気持ち悪いストーカーブスが!!!
もっと痛めつけてやる。
隼人を苦しめた罰よ………!」
ブスの顔が歪んだ。
「は、隼人がなんなの?!
ストーカーって何?!妄想激しいんじゃないの!?」
ブスが負けじと言い返してくる。
わたしは短く舌打ちをした。
「ストーカーよ!!
す、と、お、か、あ!!隼人がカッコイイからって弱み握って付き合ってんだろぉが?!!気持ち悪りぃんだよ!!!だからわたしは隼人のためにお前を…」
と、わたしが言った瞬間
ガンッ
わたしの頭に何かが当り、
ぬめりとしたものが流れてきた。
投げたのはブス。
投げた物は目覚まし時計。
そして流れてきたのは血。
「ストーカーはあんたでしょ?!何、自分の都合のいいようにつくりかえてんのよ!!!気持ち悪いのはあんたよ!!」
…3
「だいたい、告白してきたのは隼人なの!!あたしが付き合ってやってんの!!!脅しって何よ!!どうしてあたしがこんなめにあわなきゃなんないのよ!!?!」
2
「勝手に人の家入ってきて…変な液体をかけやがって、あんた頭おかしいんじゃないの??!!警察呼ぶから。あんたなんか死刑にされてしまえ!!!!」
1
ゴンッ
「はぁ、はぁはぁ…」
わたしは植木鉢でブスを殺した。
あーあ。
もっと痛めつけたかったのに、かっとなって殺しちゃった。
でも、なんなの?
隼人、本当にこんなブスと付き合ってたの!?!?
嘘よね。
この女の嘘でしょ?
ねえ、隼人…