私の隣にはもう、彼がいない。いつも当たり前のようにそばにいてくれた君。

その、当たり前に私は甘えていた。甘えすぎてあなたの気持を見えないようにした。

あいての気持よりも

自分の気持を優先してしまう

典型的な

自己中新型




この寂しさは神様が与えた

罰ですか?


「あーぁ……あいつ…何やってんだろぉ?」

(!まさか…好きな人とかできたかなぁ…それとも…)

こんな脳天気なことを自分の部屋の窓から空を見つめながら思っていた。
私の頭の中は彼で埋め尽されていた。久々に実感した、彼がいないと何もする気がおきない自分がいる。

その日は、初めて彼に一通もメールをしなかった。
メールをしても、もう返事が来ないとわかっていたから。それに、…

新たな女の子といると

思ったから


それだけじゃない


……けど、怖いの


もし、


私以外の女の子が

あなたに触って

あなたの瞳の中にいる

と思うのが…

すごく、すごく


怖いの……

おかしいかな?

とか、そんなマイナス思考なことを考えながらぼーっと空を眺めていた。そんな時、不意に携帯が光った。









奇跡が起きた。