『ぐー…る…。
何かあったんじゃないのー…?
あ、電話だぁ…』

♪ピリリリ…♪ピリリリ…

『!!、
すっごい間のよさ…はい、彼守我です』

『僕のケータイなのになー…』

『いつ返すんだろぉな…と言うか、電話来るの分るって…』

『んー?電波?勘?』

『どんな勘だよ…それ…』

『晴氷さん、
事故ったらしいです…

ここに来る予定のヒトは既に死亡。その他、一般人を2名巻込み、1名は死亡。もう1人は行方不明、第5班は全滅だそうです。』

晴氷と晴南は口を揃えて言った。

『全滅、か…』