「会長あれなんですか?」



『あんなんどうでもいい。』


歩いてて見つけたのは、

怪しい路上占いみたいなものがあった。



「お嬢さん占いませんか?」


「でもお金持ってないんです。」


「お金はいいよ。

サービスするから。」


「いいんですか。

有難うございます。


会長やりましょ。」



嫌がる会長を

無理矢理座らせた。


「では占います。」









「出ました。


金運も勉強運もまぁまぁです。」


まぁまぁかぁ。


「しかし。」


びくっ


「恋愛運は最高です。

今までにないぐらいもてます。」


もてるーーー!!

そんなことあるの?!


「本当に?」


「はい。」


「やったー。」


「隣の方はどうですか?」



『俺はいいです。』


「占ってください。」



『なんでお前が言うんだよ。』



「いいじゃないですか。

お願いします。」






「あなたは

勉強運も金運がとてもいいですが


恋愛運はいまいちです。

好意を寄せている人にライバルが現れます。

気持ちは素直に伝えたほうがいいですよ。」


「有難うございました。」