「裏から入るの?」




『正面だと色々人がいて

うっとしいから。』




「ぉ邪魔します。」




『あんまり大きい声出すな。』



「何で?」



『ばれるだろ。お前がいるって。』



「えっ。私が居るって秘密にしとくの?」




『そうだけど。』





「そんなの嫌です。

こそこそ隠れるなんて。」



『お前は俺に逆らえないだろ。』



うっ、そうでした。


「分かりました。」