なんであがれたんだろ。



あっ。


あの男の子が助けてくれたのかなぁ。


あの子すっげーー。



まぁ兎に角ラッキー。


。。放課後。。





私は生徒会室の前にいた。


うわぁー

なんか嫌だな。



私悪いことしてないのに

何で呼ばれたのか
分かんないし。



私を覚悟を決めて

扉を叩こうとした。




「うっ。やっぱ緊張する。」


意外と自分ってへたれだなぁ。


扉の前でウジウジしてたら

扉が勝手に開いた。







「自動ドアっ?」




『そんなわけないっしょ。』






「ですよねぇー。


って昨日の子だ。」



扉を開けた子は間違いなく

昨日の子だった。



『そうだけど。

で留年はまぬがれたのかな?』




「あっうん。

 有難う。」



「ねぇ。
どうやってやったの?」



その子は
生徒会長のいすに座った


『生徒会長命令。』



「えっ
生徒会長だったの?」




『この学校に二年も居て
気づかなかったの!?』



「ぅん。。。」




『まぁ
別にいいけど。』



「あぁ
スネた。」



『スネてない。』


「名前は?」



『翼。
風上 翼(かざかみ つばさ)
17歳  高校二年生  』







「同い年だ。


私の名前は。。。。

『羽衣 菫
17歳    2年6組』


言うまえに言われた。




「何で知ってるの?」


『いっつも
留年の危機で
アホすぎるって有名だから。』


あっそうですか。

ってちょっとは私も傷つくんですよ。



「で私に何のようですか?」