いや

分かってるけど



ただ認めたくないだけ




ちゃんと自分の心と向き合わないと




そう思った瞬間、私は走り出していた



「疾風さき帰ってて。」



「おい、菫。」



「ごめんね、バイバイ。」


何処に居るんだろう?

広い遊園地の中私は探し回った。

もうかえちゃった?




あ、そうださっきの場所。


私はさっき会長に引っ張られた場所に行った。