「あぁ疲れた。」


疾風に連れ回されて

もうクタクタ。



「休憩しようよ。

あそこのベンチ座ろ。」



「体力ねーなぁ。」



「だって女の子だもん。」



「女の子に見えない。」



「失礼な。」



辺りはまだ六時なのに真っ暗で

周りはカップルだらけ。

他のベンチに座ってるカップル達もイチャイチャしてる。