いざお化け屋敷に入ると

中は真っ暗で何も見えない。




「怖いよー。」



「ああんまり引っ付くなよ。」



「引っ付いてないもん。」




「きゃーーーーーー。

きゃーーー。」






お化けかと思ったら普通のお客さんだった。



「すいません。」




「ワーーーー。」


今度は本当にお化けだーー。



「きゃーーー。」


私は何がなんだか分かんなくなって


誰かに抱きついた。


多分疾風だよね?


って服みたら違うしーー。



とにかく誤ろ。


「すみません。すみません。」



『許さない。』


えぇぇぇ。

何で?



「何でですか?」

暗くてあんまり見えないけど。

この顔は・・・。


「会長!

何でここに居るんですか?」