「皆さんやりたい人はいませんか?」




必死の先生の呼び掛けに皆無視。


今文化祭の実行委員決め。



そんなんやりたい人いないよなぁ。

実行委員っていっても雑用係だし。





「俺やります。」







なんと手を挙げたのは疾風。(私の幼馴染)

珍しー。あのやる気ない疾風が。

絶対なんか企みあるよ。


「じゃあ山田くんにやってもらいます。」


皆も困惑してる。

自分がやるよりはましって感じ。



それにしても眠いな。

5時間目って一番眠い時間。



あっ外にいるの会長。

こっち見た。




目逸らした。


会長可愛くない。

見た目だけ可愛いい。


「それでいいよな。羽衣。」


えっ、急に離し振られても聞いてないし。


「うっうん。」


パチパチパチ


ぇ、何が起こったの。


「それでは実行委員アシスタントは羽衣に決定。」


「ちょアシスタントって何?」


「実行委員の手伝い。

まぁつまり奴隷だな。」



奴隷の奴隷って・・・



「そんなの聞いてな・・・


「次はなにやるか決めます」



わぁぁ。

喫茶店、お化け屋敷。