「けど洗濯機の所まで

たどり着けますか?」




「分かんない。」




「心配になってきました。」


「大丈夫だって。

なんとかなるって。」




「本当ですか?」




「本当です。



すーちゃん何歳?」





「すーちゃん?」


「俺が考えたあだ名。」


「私何て呼んでらいいですか?」




「先輩とか?。」


「え、あ分かりました。」



「何歳?」





「私17歳です。」



「高校生?」



「はい。先輩は?」



「俺20。」



「えっ若いのに
コックさんなんて凄いです。」



「まぁ雑用だけど。」



「ここじゃないですか?

洗濯機。」


「たぶん。」


へぇ。

洗濯機というか


洗濯室みたいな感じ。