「「こんにちは。」」


すっごい美人な女性・・それにぴったりなすっごいかっこいい男性。


「小夜ちゃんと華美ちゃんがよければ私達が親になりたいんだけどいいかな?」


女性の方が言う。


なんて優しそうな声なんだろう。


でも・・


選ばれるのは1人なんだ。


華美には幸せになって欲しい。


「私・・嬉しいけど、華美を選んであげて。」


目に涙がいっぱいだったけどこらえた。


「駄目。私はいいの。小夜を・・小夜を・・」


華美は私を・・と言ってくれる。