「じゃあ料理できるまで詳しく話すね。」


「・・・・・。」


この部屋には今は4人以外いない。


料理が出来るまでって・・まだ誰かいるのか・・;;


「えっと・・君達にはここで暮らしてもらう。そして私が君達の主人だ。」


「ッフン」


慎矢が鼻をならした。


まあばかげてる話だからね。


「これからはここで働いても「ふざけんなっ」


この主人だかって言ってるやつの声をさえぎってどなったのは・・


もちろん慎矢。


「お前何様だよ。俺らは親をもとめてたんだ。歳もそんな離れてないやつが主人だって?
そんで働けだと?何調子乗ってんだよ。ふざけんのもいい加減にしろ。」


「私は・・私は・・お母さんとお父さんが欲しかったのに・・」


相変わらずめちゃ切れしてる慎矢と・・


本当に泣き崩れてる華美・・


私の立場は・・


私はただ突っ立てるだけ?