「比奈?」
先に振り向いた颯人がすぐに反応した。
「よお」
俺も適当に挨拶して、颯人と磯比奈の会話が終わるのを待つ。
「よおっ!!」
磯比奈は俺に軽く手を上げると、颯人に言った。
「…あの、昨日はありがと、助かった…つーか……、うん。
安心?したっつーか…」
言葉に詰まりながら、磯比奈は颯人に告げる。
「いーよ、全然。
俺も心配したから……」
颯人は、少し緊張しているのだろうか、少し顔を逸らしながら言った。
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