「さあ、知らね」
適当に答えて、
「ふーん……」
―――――しん
会話が途絶えて、沈黙したとき
「そいえば、オレンジジュースありがとね。
おいしかったっ!!」
と日和が言った。
「あぁ?
…………………ああ……。
あっ!!!!」
思い出した。
あれだ、あれ。
間接…………ぐおっ!!
「まあ、飲みかけだったけど……」
日和は何かに気付いたように、硬直した。
(……………気まずっ)
それからお互いになんか変に意識してしまって
「あはははははー……」
という日和の笑い声が響いた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…