昼休み。



颯人は即俺の机に来た。……おにぎりを食いながら。



「渉ー、早く行こうよー」

「はいはい…」



颯人が急かすから、慌てて財布を鞄から取り出し、アイツのクラスへ。


「…ねえ、どんな子?」

「見ればわかる」


「楽しみー♪」



ワクワクして、いかにも魂は空に逝ってます、的な颯人をよそに、俺は2組へ。