「いじめてないっすよー、レベル2はなんすかって訊いただけであって」


「訊くな、そしてエロ本捨てろ!!」


「まあまあ渉、いいじゃん」
颯人がニヤリと笑い、


「颯人!!お前まで乗るな!!」


「ほら泉谷、レベル2はー?」


近付く屋橋の顔、笑う口元。




「泉谷ー」
「渉ー」
「泉谷ー」
「渉ー」







「絶対言わねええぇぇぇえぇえええ!!!!!」




クラブハウス、俺の声が響きわたる。