「やっぱり渉真はそのままがいいやっ!! ちっちゃくてもかっこいいよーっ!!」 ……バカヤロー。 体の骨が抜けたみたいに ヘナヘナと床に座り込み、 「渉、お前日和ちゃんのこと好きだろ」 認めたくない。 「………………」 顔が熱い。 目の奥が熱い。 ちくしょー。 頷くことしか出来ねえじゃん。