「あのー重いんだけどー…」

語尾が小さくなった

あたしの言葉は聞こえてないのか、

または、無視しているのか、

まぁどちらにしろ

届いてはいないようだ。


…先生呼びますか…。

先生部屋は一階『桜の間』。

丁度正反対である。


何も声をかけず

騒いでる三人の横を通り過ぎ

先生を呼びに行く。


あぁ、マジ自分でやれよ…。

なんて、正面きれないあたし自身が

一番ショボいんだけどね…。


虐められて分かる事って

色々あんだよなぁ…。


そんな事を思った。