中3の夏。
いつも行くコンビニに無愛想な店員がいた。
いらっしゃいませもなければ、ありがとうございましたもない。
挨拶にはうるさいあたし。
バンッ!!
「挨拶くらいしたら?」
アイスを叩きつけるように置いて、あたしはヒトコト言ってやった。
いつもうつむきかげんだった、店員さん。
いつも店員の顔なんか、見ていないあたし。
初めてお互い顔を見合わせた。
「いつもありがとうございます」
店員さんの顔はすごく綺麗で、完全にあたしのストライクゾーンのど真ん中だった。
あたしは無言で立ち去った。
心臓が飛び出そうだった。
お店を出るときチラッと店員さんを見ると、笑っているように見えて、恥ずかしかった。
その日、あたしはコンビニの裏で、店員さんが仕事を終わるのを待った。
終わって出てきた店員さんに、話しかけるわけじゃない。
陰から見ていた。
次の日も。
その次の日も。
家もあたしの家から、見えるマンションだとわかった。
これはストーカーかな…
薄々自分のストーカー的な気持ち悪さに気づきながらも、告白を決意した。
いつも行くコンビニに無愛想な店員がいた。
いらっしゃいませもなければ、ありがとうございましたもない。
挨拶にはうるさいあたし。
バンッ!!
「挨拶くらいしたら?」
アイスを叩きつけるように置いて、あたしはヒトコト言ってやった。
いつもうつむきかげんだった、店員さん。
いつも店員の顔なんか、見ていないあたし。
初めてお互い顔を見合わせた。
「いつもありがとうございます」
店員さんの顔はすごく綺麗で、完全にあたしのストライクゾーンのど真ん中だった。
あたしは無言で立ち去った。
心臓が飛び出そうだった。
お店を出るときチラッと店員さんを見ると、笑っているように見えて、恥ずかしかった。
その日、あたしはコンビニの裏で、店員さんが仕事を終わるのを待った。
終わって出てきた店員さんに、話しかけるわけじゃない。
陰から見ていた。
次の日も。
その次の日も。
家もあたしの家から、見えるマンションだとわかった。
これはストーカーかな…
薄々自分のストーカー的な気持ち悪さに気づきながらも、告白を決意した。