「翔ー?」



「ん?」




「テストどうだった?」



「…。」



悪かったのかな?



床に落ちているテスト用紙を見ると。



「488。」


私よりいいじゃん。



「お前超むかつく!」


「えっ!葵!勘違いだ!」


私はその言葉を無視して自室に戻った。


何で翔が私より上なのよ。

あー!

翔のばか!


次は絶対に勝ってやる!