「葵一人で部屋で勉強してるのか?」



「うん、俺超さびしい。」



「ははっ!お前と聖が羨ましいよ。そろそろ、俺も過去を忘れよう。」




「忘れなくていいんじゃね?」



「え?」



「俺は忘れなくていいと思う、むしろ忘れるな。」



「何だよ急に。」



「ん?なんとなく、いつかその過去は思い出になるからさ。」



「ありがとうな、翔。」


「いいえー!じゃあ葵のとこいくか!」


「おお!聖も行くぞ?」



「へぇーい。」



そういって俺達は葵のもとに向かった。