気がつけばもう教室だった。



「こら!お前たち又遅刻か!」



ハゲチャビンの言うことはあえてスルー。


だってうるさいじゃん?



「お前たち!聞いてるのか!?」


「聞こえないっす。」


葵!
ナイス!



葵がそういうと周りの生徒達はクスクスと笑う。


俺達は何気にこのクラスのムードメーカ。


特に葵が。


「センセー!」


「何だ、幸田。」


「お腹痛いんでみんなで保健室行ってきます!」


「何で田宮たちまで!」


「「「「行ってきまーす!」」」」


唖然している担任をほって保健室へ向かった。