「え?私?」


「違うよ!わし!わしだよ!」



どんな言い訳なんだよ…。

やばい超恥ずかしい。



「あぁー!そうかわしか!」


納得してるー!


だめだこの子超天然だ。



「じゃあ整理を初めよう!」


そういってクルっと背を向け前に歩きだした田宮君。


「へ?」


「ん?どうしたの葵。」


「田宮くん背中…。」


「田宮くんじゃなくて翔でいいからっ!で、背中?」


「すごい傷の跡…。」



翔の背中にが大きな切り傷があった。


この傷知ってる…。