拓海くん、どうか見ていてね…



あたしは晴れ渡った空を見上げた。



あたしのシーズンはここから始まる。





マシンの仕上がりはまずまず。

忙しい中、光さんが合わせてくれた。

大切に、乗らなくては…





大きく深呼吸をしてマシンに乗った。