香奈…

一体、何やってんのよ?

悠斗がどれほど苦しんでいるのか、わからないわけ?



あたしは唇を噛み締めた。

一体、何がしたいのか、わからない。



香奈達二人はレストランに入った。



「僕達も入ろう」

香奈達が席に案内されるのを見届けてから。

香奈の死角になるように、顔を背けながらあたし達はテーブルに案内された。