「悠斗!」

あたしは後ろから悠斗を捕まえた。

「…むっちゃん、ごめん」

悠斗の肩が震えていた。



あたしはそのまま悠斗の手を握って自分の部屋に行った。



「…大丈夫か?」

光さんがリビングを抜け出して様子を見に来てくれた。

あたしは首を横に振る。

そして3人で部屋に入った。