悠斗の家に遊びに行っても。

夜になったら帰らなきゃ。



…でも。

帰りたくない。



気がつけば。

明るい街の明かりに照らされて。

フラフラ、フラフラ漂って。

私は止まり木のない鳥みたいに。

疲れて、どうしようもない。



私と同じようにフラフラ漂う男の人達が声をかけてきて。

一緒にいて話をするだけでお金が貰えた。



それからは病み付き。