そのもしかしたらは的中した。

「あの有名な不良校よ。」

と言って、母は付け足した。
「あの子も居るかもしれな…
「それ以上いわないでっ!!!!!!!!!」

優菜は限界がきた。
『過去』と向き合わないといけないのは知ってる。でも、やっぱりそれは難しい。


「ごめんね…。でも決まった事なの…」

母有利は、いつもと違う表情だった。
申し訳なさそうで、真剣な顔だった…。