「いい迷惑だ」
バードは吐き捨るようにいった。
「リルスの玉が妖術の力を強くしてるんですよ」
スワローが口をはさむ。
「化け物に襲われるくらいならこんな玉返してくる」
「リルスの玉は一度持ち主になると特殊な妖術を使わないと手放せないものなんですよ。私のように鳥に取られたりしてなくした場合は悪夢を見るようになります。だから新しいリルスの玉を持ってます」
スワローはリルスの玉をかざした。
「めんどくさいものだな」
バードはいった。
「ねぇ、それからどうなったの?」
ローズはヒトガタに聞く。
「私の住んでいた湖の辺りのエルフとドワーフはみんな死んで争いは終わりました」
「俺は今度こそ寝るぞ。死人は帰ってくれ」
バードはマントをくるまりながらいった。
「えぇと、ここであったのも何かの縁だから旅をご一緒させていただけませんか?」
「もうバードを襲わない?」
ローズは聞いた。
「襲いません」
ヒトガタは答えた。
「じゃ、いいわ。一緒に旅しましょう」
寝ていたバードがガバッと起きて
「ローズ!またお前はかってにいいと言うな俺は承知しないぞ」
「だってもう襲わないって言ってるじゃない」
バードは吐き捨るようにいった。
「リルスの玉が妖術の力を強くしてるんですよ」
スワローが口をはさむ。
「化け物に襲われるくらいならこんな玉返してくる」
「リルスの玉は一度持ち主になると特殊な妖術を使わないと手放せないものなんですよ。私のように鳥に取られたりしてなくした場合は悪夢を見るようになります。だから新しいリルスの玉を持ってます」
スワローはリルスの玉をかざした。
「めんどくさいものだな」
バードはいった。
「ねぇ、それからどうなったの?」
ローズはヒトガタに聞く。
「私の住んでいた湖の辺りのエルフとドワーフはみんな死んで争いは終わりました」
「俺は今度こそ寝るぞ。死人は帰ってくれ」
バードはマントをくるまりながらいった。
「えぇと、ここであったのも何かの縁だから旅をご一緒させていただけませんか?」
「もうバードを襲わない?」
ローズは聞いた。
「襲いません」
ヒトガタは答えた。
「じゃ、いいわ。一緒に旅しましょう」
寝ていたバードがガバッと起きて
「ローズ!またお前はかってにいいと言うな俺は承知しないぞ」
「だってもう襲わないって言ってるじゃない」