「ドワーフのブランコ―白―の方が最強の使い手だぞ」
キイスが声高に言う。
「さあどうでしょうね。オセロの大会に負けたブランコがそんなことを言い出して勝った私と決闘することになってしまったんです。そのブランコは汚い手を使いましてね。ブーツに剣を隠し持っていて、呪文を唱えている私に切りつけたんです。もちろん、魔法の戦いだから杖しか持ってなかったは防ぎようがなくて呆気なく死んでしまいました」
「立ち会いはいなかったのか」
寝ていたはずのバードが聞く。
「えぇ、いましたよ。人間の立ち会い人がね。でも、そのドワーフに賄賂をもらってたんです。どうやらドワーフは大会の度にいつも負けてた私に恨みを抱いていたようです。これは死人になってから調べたんですけどね」
「ところでなんでこんなところで俺を襲ったんだ。そのドワーフを襲えばよかったじゃないか。ふあー!」
バードを言ったあと大きなあくびをする。
「そのあと友達が私の敵討ちをしてくれたんです。そのことをきっかけに本格的な戦いになってしまいましたけどね。もう500年も前のことです」
「まだ答えてないぞ」
バードがイラついて言う。
「あなたを襲ったのは妖術の匂いをかいだからですよ」
キイスが声高に言う。
「さあどうでしょうね。オセロの大会に負けたブランコがそんなことを言い出して勝った私と決闘することになってしまったんです。そのブランコは汚い手を使いましてね。ブーツに剣を隠し持っていて、呪文を唱えている私に切りつけたんです。もちろん、魔法の戦いだから杖しか持ってなかったは防ぎようがなくて呆気なく死んでしまいました」
「立ち会いはいなかったのか」
寝ていたはずのバードが聞く。
「えぇ、いましたよ。人間の立ち会い人がね。でも、そのドワーフに賄賂をもらってたんです。どうやらドワーフは大会の度にいつも負けてた私に恨みを抱いていたようです。これは死人になってから調べたんですけどね」
「ところでなんでこんなところで俺を襲ったんだ。そのドワーフを襲えばよかったじゃないか。ふあー!」
バードを言ったあと大きなあくびをする。
「そのあと友達が私の敵討ちをしてくれたんです。そのことをきっかけに本格的な戦いになってしまいましたけどね。もう500年も前のことです」
「まだ答えてないぞ」
バードがイラついて言う。
「あなたを襲ったのは妖術の匂いをかいだからですよ」