桜の花もほとんど散りかけていた入学式。 運悪く、友達とも親ともはぐれてしまった私は、1人校舎の中をさ迷っていた。 私は自分がどこにいるのか、 どっちに進めばいいかも分からず、泣きだしそうになっていた。 そんな私を助けてくれたのが 大星だった。 「もしかして、高校生にもなって迷子?笑」 これが 大星との出会いだった。