「お菓子見てたんだ〜!私も一緒に見ようかな!」


梗子もお菓子を色々と見て選んでいる。



よーし、今のうちに…



「梗子、ちょっと向こうの棚のもの見てくるから、ここで選んでて!」



「うん!分かった!」


再び梗子の目線がお菓子にいったのを確認して、すぐに先生の隠れている棚の方へ。




「先生、梗子とお菓子見ているうちにレジ済ませて帰って下さい。今ならわりと人もいるし、バレないと思いますから。」



「お…おう。じゃあ俺、行くわ。」


屈みながらレジへ向かう先生。



私は再び梗子のもとに戻り、一緒にお菓子を見始めた。