「ただいまっ!」



コンビニから帰って来た私は、早速、夕飯を温めて準備を始める。



「ねえ、幸歩。さっきエレベーターの方で悲鳴が聞こえたんだけど……一体誰だったのかしら…。」




「お母さん、ごめん…。それ私なんだ…。」



「えっ!幸歩だったの?すごい声だったから、てっきり別の人だと思ってた…。」




お母さんに、そう思わせるほどの声出してたんだ…。


他の部屋の人も、びっくりしただろうなあ…。



とんだお騒がせ人じゃん…私。